ネット麻雀ならではの機能を使いこなす

 リアルで打つ麻雀と違ってネット賭け麻雀が楽だと思うのは、各種機能が充実しているところです。

 

 たとえば、相手がツモ切りなのか手出しなのかということは、麻雀を打つ上で重要な情報です。手出しが続けば手作りしていることがわかりますし、ツモ切りが続けばテンパイ気配を感じ取ることができるからです。

 

 最近のネット麻雀では、捨て牌の濃淡によって手出しかツモ切りかがわかるようになっており、捨て牌から相手の手牌をよむときに役立ちます。また、その機能を逆手にとり、相手に自分の手配を悟られないようにしたりもできます。

 

 たとえば、筋引っかけリーチを1巡待ってから打つとき、1巡後に引いてきた牌をシュンツと入れ替えてリーチを打てば、相手には「即リーチを打った」印象になりますが、実際には筋引っかけリーチの気配を消すために1巡置いたわけですから、1巡置いたことが活きてくるわけです。ネット麻雀ですから、相手が果たしてそこまでよんでいるかどうかはわからない部分なのですが、最近ではリアル賭け麻雀で打っていた人がかなりネット麻雀に流れてきているので、ある程度は有効な戦術であると私は思っています。

 

 ですから、手出しやツモ切りの区別など、ネット麻雀はとても楽だと私は思っています。